
こんにちは!
もとす・ファミリー歯科院長の若松諒です!
今回は歯がしみる原因についての投稿になります。
歯が「しみる」原因はいくつか考えられます。歯科ではこれを 知覚過敏 と呼ぶことが多いですが、ほかの病気が隠れていることもあります。主な原因をまとめますね。
① 歯の表面(エナメル質)の摩耗・欠け
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強いブラッシングや硬い歯ブラシの使用
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歯ぎしり・食いしばりによるすり減り
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酸性の飲食物(炭酸飲料、柑橘類など)でエナメル質が溶ける
→ エナメル質が薄くなると、その下の 象牙質 が露出し、しみやすくなります。
② 歯ぐきが下がって根の部分が露出
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歯周病
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強いブラッシングによる歯肉退縮
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加齢による自然な変化
→ 歯の根はエナメル質で覆われていないため、刺激に敏感です。
③ 虫歯
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初期の虫歯でも冷たいものや甘いものでしみることがあります。
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進行すると温かいものでもしみたり、ズキズキ痛みに変わります。
④ 歯の亀裂(クラック)
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噛みしめや硬いものを噛んだときの小さなヒビ
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見た目では分かりにくいこともあります
⑤ 歯科治療後の一時的なしみ
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ホワイトニング
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詰め物・かぶせ物治療の直後
→ 多くは数日〜数週間で落ち着きます。
✅ まとめると、
「知覚過敏」「虫歯」「歯周病」「歯の亀裂」などが代表的な原因です。
もし日常的にしみる場合や、だんだん強くなる場合は、虫歯や歯周病の可能性もあるので歯科医院でのチェックをおすすめします。
一番大事なのは検査、診断です!
レントゲン撮影で虫歯かどうかも確認できるので
お困りの方はぜひ歯科医院で相談していただけると悩みの原因がわかると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!