
こんにちは!
もとす・ファミリー歯科 院長若松諒です。
今回は歯石除去についての投稿になります。
歯石除去(しせきじょきょ)とは、歯の表面に付着した「歯石(しせき)」を専用の器具を使って取り除く歯科治療のことです。歯石は、歯垢(プラーク)が唾液中のカルシウムなどと反応して石のように硬くなったもので、歯みがきでは取れません。
🔍 歯石とは?
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歯垢(プラーク) が放置されると 2〜3日で硬化 して歯石になります。
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歯石の表面はざらついており、さらにプラークが付きやすくなります。
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歯ぐきの炎症(歯肉炎・歯周病)の原因となります。
🦷 歯石除去の方法
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スケーリング(軽度な場合)
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専用の器具(スケーラー)で歯の表面の歯石を取り除きます。
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超音波スケーラーで振動により歯石を粉砕します。
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ルートプレーニング(歯周病が進行している場合)
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歯ぐきの中(歯根面)にある歯石を除去し、滑らかに整える処置。
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麻酔をして行うこともあります。
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🕒 所要時間と頻度
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通常は 30分〜1時間程度。
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歯石の量によって 数回に分けて行う こともあります。
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3〜6ヶ月ごと の定期的な除去がおすすめです。
✅ 歯石除去のメリット
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歯周病や口臭の予防
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歯ぐきの出血・腫れの改善
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口の中がさっぱりして清潔に保てる
歯の裏に溜まった歯石を、綺麗に取り除く処置です! お掃除から3ヶ月程経つと歯の裏に再び歯石が沈着していきます。 歯周病の進行を防ぐためにも、クリーニングがオススメです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!