歯ぎしり、食いしばりについて |本巣市の歯医者|もとす・ファミリー歯科

〒501-0471 岐阜県本巣市政田1500-2

ブログ BLOG

歯ぎしり、食いしばりについて 



 こんばんは!
もとす・ファミリー歯科 院長の若松諒です。
今回は、歯ぎしり、食いしばりについての投稿です!

歯ぎしり・食いしばりは、歯や顎に強い力をかける癖(ブラキシズム)を指しますが、少し性質が異なります。


1. 歯ぎしり(グラインディング)

  • 主に寝ている間に、上下の歯をギリギリとすり合わせる動き。

  • 自覚しづらく、家族に指摘されて気づくことも多い。

  • 歯の摩耗、ヒビ、知覚過敏、顎関節症の原因になる。


2. 食いしばり(クレンチング)

  • 上下の歯を強く噛みしめる状態で、動きはほとんどなく力がかかり続ける。

  • 日中の集中時やストレス時にも起こることが多い。

  • 噛み合わせの筋肉が常に緊張し、顎やこめかみの痛み、頭痛、肩こりの原因になる。


主な原因

  • 精神的ストレス

  • 噛み合わせの不調和

  • 睡眠時の姿勢や呼吸状態

  • 習慣や癖(無意識の行動)


放置すると起こる影響

  • 歯の摩耗・欠け・破折

  • 知覚過敏

  • 顎関節症(口の開けづらさや痛み)

  • 顔の輪郭の変化(咬筋の肥大)


歯科での対応

  • **ナイトガード(マウスピース)**で就寝時に歯を保護

  • 噛み合わせの調整

  • 筋肉や顎関節への負担軽減指導

  • ストレスマネジメントや生活習慣の改善アドバイス


    検診で通われている患者さんにも、歯ぎしりや食いしばりをしている跡がよく見られます。
    今後も食事を楽しんでいただく為にも、歯を守る為にマウスピースの使用がオススメです!

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました!