こんにちは!
もとす・ファミリー歯科 院長の若松諒です。
今回は歯科用CTについての投稿になります。
歯科用CT(Computed Tomography)は、歯やあごの骨などの口腔内構造を立体的(三次元)に撮影できる装置です。正式には「歯科用コーンビームCT(CBCT:Cone Beam Computed Tomography)」と呼ばれることが多いです。
🦷 歯科用CTの特徴
特徴 | 内容 |
---|---|
三次元(3D)画像 | 歯や骨の立体的な構造が確認できるため、通常のレントゲンでは見えない部分も詳細に診断できます。 |
高精度 | 数ミリ単位の精密な画像が得られるため、診断の精度が高まります。 |
低被ばく | 医科用CTよりも被ばく線量が少なく、患者さんへの負担が軽減されています。 |
短時間撮影 | 数十秒程度で撮影可能で、痛みもありません。 |
🩺 主な用途
-
インプラント治療の事前診断
-
骨の厚みや神経の位置を確認するために使用されます。
-
-
親知らずの抜歯
-
神経や血管との位置関係を正確に把握できます。
-
-
根管治療(歯の神経の治療)
-
根の形や感染の広がりを詳しく診断できます。
-
-
矯正治療
-
歯やあごの骨格の立体的な評価が可能です。
-
-
歯周病の進行状況の確認
-
骨の吸収状況などを正確に把握できます。
-
✅ メリットまとめ
-
より正確な診断が可能
-
治療計画が立てやすくなる
-
患者さんへの説明がしやすく、理解が深まる
歯科用CTの撮影を行うことで、2次元のレントゲン写真ではわからなかった情報を得ることができます。
他院にて原因がわからなかった場合もCT撮影を行うことで確認できることも多々あります。
気になる方は是非ご連絡ください!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。