
こんにちは!
もとす・ファミリー歯科の若松諒です。
今回は歯周病を放置するとどうなるのか??についての投稿です。
(1)歯周病とは、、、
歯周病とは、歯を支えている組織(歯ぐきや骨)が細菌によって壊されていく病気です。初期は自覚症状が少ないですが、進行すると歯を失う原因になります。
■ 原因
主な原因は「プラーク(歯垢)」という細菌のかたまりです。
歯みがきが不十分だとプラークがたまり、歯ぐきに炎症を起こします。

■ 進行の段階
- 歯肉炎(しにくえん)
- 歯ぐきが赤く腫れる
- 歯みがきで出血する
※この段階なら治療で元に戻せます
- 歯周炎(ししゅうえん)
- 歯を支える骨が溶ける
- 歯ぐきが下がる、口臭が出る
- 歯がグラグラする
※進行すると元に戻すのは難しいです
■ よくある症状
- 歯ぐきから出血する
- 口臭が気になる
- 歯ぐきが腫れる・下がる
- 歯が浮いた感じがする
- 硬いものが噛みにくい
■ 治療方法
- 歯石除去(クリーニング)

- 正しい歯みがき指導
- 必要に応じて外科的治療
■ 予防がとても重要
歯周病は「生活習慣病」の一つとも言われています。
毎日のケアと定期検診がとても大切です。
- 正しい歯みがき(1日2〜3回)
- デンタルフロスや歯間ブラシの使用
- 歯科医院での定期クリーニング

■ まとめ
歯周病は「静かに進行する怖い病気」です。
しかし、早期発見・早期治療で防ぐことができます。
(2)歯周病を放置するとどうなるのか
歯周病を放置すると、単なる「歯ぐきの病気」にとどまらず、口の中だけでなく全身にも影響が広がる可能性があります。段階的に説明しますね。
■ 初期(気づきにくい段階)
- 歯ぐきの腫れ・出血(歯磨き時など)
- 痛みがほとんどないため放置されやすい
👉この段階はまだ改善可能です
■ 中等度(進行した状態)
- 歯ぐきが下がる(歯が長く見える)
- 口臭が強くなる
- 歯がぐらつき始める
- 歯周ポケットが深くなる
👉歯を支える骨(歯槽骨)が溶け始めています
■ 重度(かなり進行)
- 歯が大きくグラグラする
- 噛むと痛い、違和感がある
- 膿が出る
- 最終的に歯が抜ける(自然脱落)
👉一度溶けた骨は元に戻りにくいです
■ さらに怖いのは「全身への影響」
歯周病菌が血管に入り込むことで、以下の病気と関係があります:
- 糖尿病(悪化しやすくなる)
- 心筋梗塞・脳梗塞
- 誤嚥性肺炎
- 妊娠中の早産・低体重児出産
■ まとめ
歯周病を放置すると
👉 歯を失うリスクが高くなる
👉 全身の健康にも悪影響が出る
(3)歯周病を放置しないために、今できる事とは、、
歯周病は「気づかないうちに進む病気」なので、“今すぐできること”を習慣化するのがとても大切です。歯医者として、現実的で効果の高い対策をお伝えします。
■ ① 毎日のセルフケアを見直す
まず基本ですが、ここが一番重要です。
- 1日2〜3回の歯磨き(特に就寝前は必須)
- 歯と歯ぐきの境目をやさしく磨く(ゴシゴシNG)
- デンタルフロス or 歯間ブラシを毎日使う
👉歯ブラシだけでは汚れの約6割しか落とせません
■ ② 出血を放置しない
歯磨き時の出血は
👉「歯ぐきからのSOSサイン」です
- 「強く磨きすぎたから」と思わず
- 数日〜1週間続くなら要注意
👉初期の段階で対処すれば改善しやすいです
■ ③ 生活習慣を整える
歯周病は生活習慣とも深く関係します。
特に影響が大きいのは:
- 喫煙(最も大きなリスク)
- ストレス
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
また、糖尿病がある方は歯周病が進行しやすいので注意が必要です。
■ ④ 定期検診を受ける(最重要)
セルフケアだけでは限界があります。
歯科医院では:
- 歯石除去(自分では取れない)
- 歯周ポケットのチェック
- 正しい磨き方の指導
👉目安は 3〜6ヶ月に1回
■ ⑤ 自覚症状がなくても油断しない
歯周病は
👉「痛くなった時には進行している」ことが多いです
こんなサインがあれば早めに受診:
- 歯ぐきが赤い・腫れている
- 口臭が気になる
- 歯が長く見える
- 歯が浮く感じがする
■ まとめ(シンプルに)
歯周病を放置しないためには:
👉 毎日のケア(自分)+定期的なプロケア(歯医者)
この2つの両立が一番効果的です。
当院では定期検診、クリーニングを行っております。

何事も早期発見、早期治療がおすすめです。
気になる方はスタッフまでお問い合わせください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
監修 もとす・ファミリー歯科 院長 若松諒