
おはようございます!
もとす・ファミリー歯科院長の若松諒です。
当院では4月に2台目の口腔内スキャナーが導入されました。
以前から使っているスキャナーと比べて、精度が高く、型取りのスピードも早くなっています。
今回は口腔内スキャナーのメリット、デメリットを紹介できたらと思います。
■ 口腔内スキャナーとは?
小さなカメラのような機械で、お口の中を撮影しながら歯の形を3Dデータとして記録する装置です。
従来の「型取り(粘土のような材料)」の代わりに使われます。
■ 特徴
- 小型カメラで歯をなぞるだけで型取りができる
- その場でモニターに歯の状態が表示される
- データとして保存・共有ができる
■ メリット(患者さんにとって良い点)
① 苦しくない・気持ち悪くなりにくい
従来の型取りのように材料を口いっぱいに入れないため、
「オエッ」となりにくく、楽に受けられます。
② 精度が高い
細かい部分までデジタルで読み取るため、
被せ物や詰め物の適合が良くなりやすいです。
③ 治療時間の短縮
スキャンは比較的短時間で終わり、
やり直しもその場で簡単にできます。
④ 見て理解できる
自分の歯の状態をその場で画面で確認できるため、
治療内容がわかりやすくなります。

⑤ データ管理ができる
過去の状態と比較したり、技工所とスムーズに連携できます。

■ デメリット(注意点)
① すべての症例に使えるわけではない
・歯ぐきの中まで深く入っている部分
・出血が多い場合
などは、従来の型取りの方が適していることもあります。
歯周病や歯肉炎があると型どりが難しくなります。
綺麗な型どりをする前に、歯周病治療がおすすめです。


綺麗な歯茎になると、型取りの精度が向上します。
② 機械や操作に依存する
精度は高いですが、
スキャンの仕方によって仕上がりに差が出ることがあります。
③ 費用が高くなることがある
自費診療(保険外)の治療で使われることが多く、
場合によっては費用が上がることがあります。
④ 少し時間がかかる場合もある
歯の状態によっては、細かくスキャンする必要があり
従来より時間がかかることもあります。
■ まとめ
口腔内スキャナーは
👉「楽で、精度が高く、わかりやすい」新しい型取り方法です。
ただし、すべてのケースに万能ではないため、
患者さんごとに最適な方法を選ぶことが大切です。
当院では型どりを従来の型どりと、口腔内スキャナーのものとで分けて行っています。
適切な症例に適切な型どりを選択して行っています。
今後もどのような治療をしているか、どのような機材を使用しているか発信していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
監修 もとす・ファミリー歯科 院長 若松諒