
こんにちは!
もとす・ファミリー歯科院長の若松諒です。
今回は歯ぎしりの原因についての投稿です!
歯ぎしりとは?

歯ぎしりとは、寝ている間や無意識のうちに、歯を強くこすり合わせたり、食いしばったりすることです。
大きく分けると、
- グラインディング:上下の歯を「ギリギリ」とこすり合わせる
- クレンチング:歯を強く「ギューッ」と食いしばる
- タッピング:上下の歯を「カチカチ」と噛み合わせる
などがあります。
歯ぎしりをすると何が起こる?
歯ぎしりによって、歯や顎に通常より大きな力がかかります。
その結果、
① 歯がすり減る・欠ける
長期間続くと、歯の表面がすり減ったり、歯が欠けたりすることがあります。
② 知覚過敏が起こる
歯がすり減ることで、冷たいものなどがしみやすくなることがあります。
③ 詰め物・被せ物に負担がかかる
セラミックなどの補綴物が欠けたり、外れたりする原因になることがあります。
④ 顎の筋肉が疲れる・痛くなる
強く噛みしめることで、咬筋などの顎の筋肉に負担がかかります。
⑤ 顎関節に負担がかかる
口を開けにくい、顎が痛い、音が鳴るなどの症状につながることがあります。
⑥ 朝起きたときに顎が疲れている
「朝起きると顎がだるい」「こめかみが痛い」という場合は、睡眠中の食いしばりが関係している可能性があります。
歯科医師の立場から説明すると、歯ぎしりの対応は「歯ぎしりを完全になくす」よりも、「歯や顎にかかる負担を減らす」ことが基本です。
🦷 歯ぎしりの主な対応策
① ナイトガード(マウスピース)
- 就寝中に装着する
- 歯同士が直接強く当たるのを防ぐ
- 歯のすり減りや欠け、詰め物・被せ物への負担を軽減する
- 顎の筋肉や関節への負担を減らす目的でも使用する
特に、歯がすり減っている・欠けている・被せ物が壊れやすい・朝に顎が疲れるという方には検討されます。
② 日中の食いしばりを意識する
日中の食いしばりは、本人が気づかないうちに起こっていることがあります。
通常、リラックスしているときは上下の歯は接触していないのが自然です。
「気づいたら歯を離す」を習慣にすることが大切です。
③ ストレス・緊張を減らす
ストレスや緊張が歯ぎしりに関係することがあります。
- 十分な睡眠をとる
- 入浴などでリラックスする
- 適度に運動する
- 就寝前にリラックスする時間をつくる
など、睡眠環境や生活習慣を整えることも大切です。
④ 就寝前のカフェイン・飲酒を控える
特に寝る直前のカフェインや過度の飲酒は、睡眠の質に影響する可能性があります。
「寝酒をすればよく眠れる」と考える方もいますが、睡眠の質を低下させることがあるため注意が必要です。
⑤ 歯科医院で定期的にチェックする
歯ぎしりがある方は、
- 歯のすり減り
- 歯のひび・欠け
- 知覚過敏
- 詰め物・被せ物の状態
- 歯周組織
- 顎関節
- 咬筋などの筋肉
を定期的に確認することがおすすめです。
🦷 特に重要なのは「早めに気づくこと」
歯ぎしりは本人が気づいていないことが多いため、
「朝起きると顎が疲れている」
「歯がしみるようになった」
「歯が以前より短くなっている」
「歯が欠けることが増えた」
「家族から歯ぎしりを指摘された」
といった場合は、一度歯科医院で確認してもらうとよいでしょう。
なぜ歯ぎしりをするの?
原因は一つではありません。
特に関係すると考えられているのが、
- ストレスや緊張
- 睡眠の質
- 生活習慣
- 噛み合わせ
- 飲酒やカフェインなどの習慣
などです。
また、歯ぎしりは本人が気づいていないことも多く、家族から「寝ているときに歯ぎしりしている」と指摘されて初めて気づくケースもあります。
歯科医院ではマウスピースの装着をすすめていますが、根本の原因はストレスにあると思います。
生活習慣の改善のためにも、しっかりとした睡眠がオススメです!
散歩も自律神経を整える効果があるのでいいですよ!

監修 もとす・ファミリー歯科 院長 若松諒