
こんにちは!
もとす・ファミリー歯科院長の若松諒です。
あと少しで連休ですね。
私は最近、休みの日に田舎に行って散歩をするのにハマっております。
リフレッシュだけでなく、新しいアイデアや考え方が生まれるのでとてもオススメです。
もしオススメの散歩コースが知りたい方がいれば、お気軽に聞いてきてください!
今回はPFZという被せものについての投稿です。
🦷 PFZとは?
**PFZ(Porcelain Fused to Zirconia)**は、
内側:ジルコニア
外側:ポーセレン(セラミック)
という2層構造の被せ物です。
ジルコニアの「強度」と、ポーセレンの「自然な見た目」を組み合わせたクラウンです。
イメージとしては、
「丈夫な骨格+天然歯らしい外観」

を目指した被せ物、と考えると分かりやすいです。
🌟 PFZのメリット
① 自然な見た目を作りやすい
表面にポーセレンを使用することで、
- 色調
- 透明感
- ツヤ
- 歯の細かな特徴
などを表現しやすく、天然歯に近い見た目を目指せます。
特に前歯など見た目が重要な場所では、この点が大きなメリットです。
② 内側がジルコニアなので強度が高い
ジルコニアは非常に強度の高いセラミックです。
そのため、表面のセラミックだけで作る被せ物と比較して、強度を確保しやすいという特徴があります。
③ 金属を使用しない
PFZは基本的に金属を使用しない構造です。
そのため、
- 金属アレルギーへの配慮
- 歯ぐきが下がった際の金属色が見える問題を避けやすい
というメリットがあります。
⚠️ PFZのデメリット
PFZにも注意点があります。
① 表面のポーセレンが欠けることがある
PFZは、
ジルコニア+ポーセレン
という2層構造なので、強い噛み合わせや歯ぎしりなどによって、表面のポーセレンが欠ける可能性があります。
つまり、
「ジルコニアだから絶対に欠けない」
というわけではありません。
② フルジルコニアより構造が複雑
フルジルコニアは基本的にジルコニアそのもので作りますが、PFZはその上にポーセレンを焼き付けます。
そのため、強度だけを最優先する場合はフルジルコニアが選択されることもあります。
③ 費用が高くなることがある
PFZは一般的に自由診療で行われることが多く、保険の被せ物より費用が高くなる場合があります。
🦷 他の代表的な被せ物との違い
| 種類 | 見た目 | 強度 | 金属 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| PFZ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | なし | 美しさ+強度のバランス |
| フルジルコニア | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | なし | 強度重視 |
| e.max | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | なし | 透明感・自然感に優れる |
| メタルボンド | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | あり | 金属の強度+セラミック |
| ゴールド | ⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | あり | 奥歯の機能性に優れる |
| CAD/CAM冠 | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ | なし※ | 保険適用の選択肢がある |
※CAD/CAM冠は使用する材料・歯の部位・条件によって異なります。
🔵 PFZ vs フルジルコニア
PFZ
→ 「見た目も強度も大切」
フルジルコニア
→ 「とにかく強度を重視したい」
という違いで考えると分かりやすいです。
フルジルコニアは非常に強度が高い一方、種類によってはポーセレンを使ったPFZより透明感や色調表現が難しい場合があります。
🟢 PFZ vs e.max
e.maxはガラス系セラミック(主に二ケイ酸リチウム)を使った材料です。
最大の特徴は、
透明感のある自然な見た目
です。
一方、ジルコニアほどの高い強度ではないため、歯の場所や噛み合わせによって適応を考える必要があります。
🟠 PFZ vs メタルボンド
構造が非常によく似ています。
メタルボンド
外側:セラミック
内側:金属
PFZ
外側:ポーセレン
内側:ジルコニア
つまり、
「金属のフレームをジルコニアに置き換えたもの」
とイメージすると患者さんには説明しやすいです。
メタルボンドは長年使用されてきた実績があり強度にも優れますが、金属を使用するため、歯ぐきが下がった際に金属色が見えることがあります。
当院ではPFZ、フルジルコニア、e-max,CAD、メタルなど様々な被せ物の種類に対応しております。
患者さんのお口の中の状態、噛み合わせに合わせてご提案させていただけたらと思います。
お気軽にスタッフまでお問い合わせください。

連休まであと少し!頑張っていきましょう!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
監修 もとす・ファミリー歯科 院長 若松 諒